昨今世間でも話題になり始めた長時間労働の問題ですが、一向に改善する兆しが見えません。
会社としては人を雇うことによるコストを少しでも抑えたいし、働いている側からしたら終身雇用を望む人がまだまだ多いようなので、会社が個人に多少の無茶を強いてきてもノーとは言えず、長時間労働が横行している状況に陥っています。
そんな状況の中で、限界に達してしまい耐え切れなくなってしまった人達が後を絶ちません。
最近でもニュースになっていました。
そんな悲惨なことになってしまう前、まだ判断力が残っている内に行動を起こさなければ大変なことになってしまいます。
限界が来る前に逃げよう
耐えていても、堪えていてもいつか必ず限界が来ます。
長時間労働や休日出勤などで疲労、ストレスが発散されずどんどん蓄積されていきます。
限界になる頃には正常な判断を行うことはできません。
よくそこまで追い詰められているんだったらさっさと辞めればいいのにと思う方もいますが、満杯になったコップにいくら水を注いでも零れていってしまうように、仕事のことで頭がいっぱいになり、あらゆるものが頭から零れてしまうのです。
そうなってしまうともう手遅れです。体や心に深刻なダメージを負ってしまい働くことができなくなってしまうでしょう。
そうなる前にいっその事会社から逃げましょう。働くことができなくなるよりかはましです。体や心が健康ならなんとかなります。
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あなたが悪いんじゃない
劣悪な労働環境に耐えることができないからといって、あなたが悪いわけではありません。
社内の人があなたに対して根性がないとか、社会人として恥ずかしくないのかとか感情論、根性論を押し付けてあなたを非難してきたとしても、聞き入れる必要はありません。
他人からどう思われようが、まず自分のことが第一です。
そもそも、長時間労働をしなければ回せないような仕事を行う会社にまず問題があるのです。
人をロボットのように扱い、動かなくなったら用済みでポイっと廃棄する。そんなところにしがみ付くことが果たして安定と言えるのでしょうか?
逃げ道の確保に努めよう
長時間労働にノーといえる言える日は来るのでしょうか。ただ言えることは今すぐにそんな時代は来ないということだけです。
辛抱してそんな時代が来るのを待っている間に耐え切れなくなってしまうかもしれません。どうにかなってしまう前になんとかしないといけません。
その為に、日頃から逃げ道の確保に努めておきましょう。
忙しすぎてどうにもならないのなら、辞めてから考えればそれでいいです。
仕事を辞めたからといって、すぐに生きていけなくなるようなことはまずありません。
失業給付金だってありますし、その他にもハローワークでいろんな手当が貰えますので、まずは体と心をしっかりと癒して、今後のプランをじっくりと考えてみましょう。
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