退職金を狙う銀行にカモられないようにマネーリテラシーを身に付けよう

鴨葱

親が定年退職をして退職金を受け取ったようで、さっそく銀行員が営業に来ており銀行員の言う通りにホイホイと商品に手を出しているようです。

それとなく忠告してはしているのですが、あくまで本人のお金なのでこちらも強くは言えません。

毎月分配金が出るやら海外REITやらラップファンドやらオーストラリアドルやらの単語を聞くたびに大丈夫なんだろうかと心配です。

人の振り見て我が振り直せ。ということで「銀行員が顧客には勧めないけど家族に勧める資産運用術」を読んでみることにしました。

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営業担当者は資産運用のプロじゃない

金融機関の営業担当者は、資産運用のプロでもなければ、資産運用のコンサルタントでもなく、たんなる金融商品の売り手(営業員)であることを、まずは理解しましょう。

営業担当者が勧めている金融商品を担当者自身が運用していることはほぼありません。顧客のコストは銀行の利益です。利益を得るために高い販売手数料や運用管理費用の商品を勧めてきます。

マネーリテラシーもなくお金に関する知識を学ぶ気力もないのならば、せめて銀行や銀行員にはできるだけ近づかないようにしましょう。

顔を合わすこともなく、会話することもなければ商品を売りつけられる心配もありません。

コミュニケーション能力が高い相手は要注意

銀行と付き合うときに最も注意すべき人は、このようなコミュニケーション能力によってのみ信頼を勝ち得ている営業担当者です。こういうコミュニケーション能力が高い銀行の営業担当者に投資信託などの金融商品を勧められると、ついつい「○○さんがそう言うなら、お任せします」と言いたくなってしまいます。

自宅にいることが多い女性の方や年配の方は特に気を付けなければいけません。

こういうタイプの営業担当者は懐に入ってくるのがうまく、一度仲良くなってしまうと高コストの金融商品をおすすめされても断りづらくなってしまうからです。

頻繁な転勤による短期的な利益追求

銀行でも証券会社でも、営業担当者が自分の成績を上げるためには、手数料収入を増やすことが求められます。そういう制約のなかで、もし、赴任地における任期が3年程度だとわかっていたら、その営業担当者はどういう行動に出るでしょうか?普通は「自分の任期は3年だから、その間にできるだけ多くの取引をしてもらい、成績につなげたい(手数料収入を落としてもらおう)」と思います。そして、投機性の強い、短期間で値上がり益が期待できるハイリスク商品を提案していくことになるのです。

金融機関の営業担当者は取引先との癒着や不正を防ぐために定期的に転勤させられるらしいです。

2,3年で転勤するがその間に利益を出せと言われたら営業担当者としてもなりふり構ってられません。短期間で利益が出るような投機的な商品を売ってくるでしょう。

人生経験が多いからといってマネーリテラシーが身に付いているわけではない

親にしてみれば親身になって話してくれる営業担当者の言うことを信じていれば間違いはないだろうと思っているのかもしれません。

いっその事この本に書いてあることまんまの状態になってるよとはっきり忠告するのも手なのかもしれません。

しかし親にもプライドがあると思うのです。自分が汗水垂らして働いて稼いだお金です。その使い方にケチをつけられたとあってはプライドが許さないでしょう。

いくら人生経験が長いからといって、マネーリテラシーが身についているかと言えば必ずしもその通りではありません。もしあなたの身近にいる人で退職金を貰った人がいるのならそれとなくアドバイスしてあげてください。

しかし、相手がアドバイス通りに行動せずに徒労に終わったとしても決して怒ったり必要以上に落ち込まないようにしてください。他人、ましてや自分の親であっても自分の思い通りにはならないのですから。

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