経済的独立や自由を手に入れ幸福な人生を送るために身に付けておきたい基礎的な知識5つ

経済的独立と自由

人間、誰しも有限な時間の中で生きています。

その限られた時間の中で、楽しく幸福に過ごしたいと思うのは至極当然のことです。

しかし、現実は中々そううまくはいかないもので。

言い知れぬ不安を抱え、理不尽な暴力に怯え、やりたくもないことをして、付き合いたくもない人と同じ時間を過ごして、疲れ切って泥のように眠り一日がただ過ぎていく。

昨日と変わらない今日をなんとかしがみついて生きている状態。

そんな日々を何とか変えたい。でもどうすればいいのか見当もつかない。

そんな人に手に取ってみてもらいたいのが「知的幸福の技術―自由な人生のための40の物語 (幻冬舎文庫)」です。

経済的な基盤がなければ、人は自由には生きられない。こんな単純なことに気づくまでに、ずいぶんと回り道をした。

ささやかな幸せを実現するための知識と技術を、生命保険や年金、不動産、資産運用、医療、教育、市場経済など経済的側面から紹介しています。

この国で生まれた幸運を活用すれば、ささやかな幸せの獲得はそこまで難しいものではないと著者は言います。

本中で、印象に残った箇所をいくつかピックアップしたいと思います。

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人生の選択肢を増やそう

自分の生活と家族の幸福を守るために、彼らは全力で闘っていた。自分たちを追い出そうとする、あらゆる敵に対して。

会社の中枢を担う四十代、五十代の社員たちが血眼になって取り組んでいた”事業”。それは、会社にしがみつくことだった。

あなたの職場にもいませんか?

古い人生設計のまま、自分で自分を縛り付けた結果、身動きが取れなくなり、追い詰められた人達が。

会社で重要なポストに就いた人達がやることがこれとか、生産性も何もあったもんじゃないです。

しかし、自分や家族を守るために、彼らは正義を掲げて、自分に仇なす者は容赦なく叩き伏せます。

もし他人がミスをしようものなら、待ってましたと正義の鉄槌を喰らわせてきます。

失敗を許さない空気ってすごく息苦しくて、それだけで疲弊してしまいます。

特に格好の標的なのが新入社員。目を付けられないように細心の注意を払う必要があります。

会社にしがみつくことしか選択肢がない人達は余裕や寛容さがなく、攻撃的でどこか異様な雰囲気をかもしだしています。

こんな人間にならないために、人生の選択肢を増やしていかなくてはなりません。

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不安産業に騙されないようにしよう

世の中には他人の不安をネタに商売している人がたくさんいる。

恐怖に怯える人は、そこから逃れるために喜んで金を払うからだ。

不景気の日本で急成長を続ける業種の一つは間違いなく不安産業だ。

  • 年金はもらえないかもしれない
  • 銀行に預けたって利息は何もつかない
  • 老後の備えに投資を始めよう

このように将来の不安を煽って、高額な商品を買わされたりしないように気を付けましょう。

保険会社や、不動産、証券会社やマルチ商法まで様々な業者があなたを狙っています。

正しく対処するためには、お金に関する知識をしっかりと身に付けておくことが必要です。

将来のお金の不安に対しては、いちかばちかの博打で増やすのではなく、堅実な資産運用を心がけましょう。

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平等は誰かの犠牲の上に成り立っている

国民に平等な医療サービスを提供する以上、一人当たりの医療費が増大すれば財政破綻は避けられない。

そのため日本国は、徹底して医療費の抑制に取り組んできた。(中略)多くの人が誤解しているが、医者の中でも裕福なのは一部の開業医だけで、大半の病院は倒産の危機に喘いでいる。

それは、平等で均質な医療の理想郷が実現したことの必然的な結果なのだ。

日本では、国民皆保険制度によって、保険証1枚でどの医療機関にもかかることができます。

安い費用で、皆が医療サービスを平等に受けることができる世界で見ても恵まれた制度ですが、そのしわ寄せが病院に及んでいます。

なんだか外見がボロっちい病院を目にしたことはないでしょうか?

国が制度の継続のために、医療機関への支払いを渋り続けてきた結果、黒字経営が困難になっているのです。

医者や看護師の待遇も改善されず、施設も医療機器も古いまま。

経営を改善する必要があるが、保険料の引き上げや税金を投入するのは、国民からの反発があるから踏み切れない。

平等を維持するためには、誰かが犠牲にならなければなりません。

とても今後において持続可能な状態だとは思えません。いつまでも恩恵を受けることが可能であると、たかをくくらないようにしましょう。

マイホームという精神的な価値を購入するための代償は大きい

マイホームが素晴らしいのは、それが「箱もの」だからだ。モノには時に神が宿り、宗教的な高揚感を伴って退屈な日常を打ち砕く。(中略)

「箱」のために生命を捨てるところにも物神崇拝の典型的な特徴が表れている。

持ち家はその昔「マイホームを持ってこそ一人前」と言われるような社会人の証でした。

しかし少子高齢化社会や空き家問題が深刻化する中、35年ローンを組んでマイホームを購入することは非常にハイリスクな行為であると自覚しましょう。

マイホームの購入は不動産投資です。他人に貸して賃料を受け取るか、自分で自分に賃料を払っているかの違いでしかありません。

頭金を払って住宅金融公庫や銀行から借金して購入する。やってることは株取引の信用取引とと変わりません。

一括でポンと買えるだけの財力、そして土地の価値が将来に渡って上がり続け、利益を得ることができるものであれば、それは合理的と言えますが、大抵の人はローン組んで購入しないと手が届かないものです。

一時的な高揚感や心理効果によって、将来苦労しないように、よくよく考えてから行動に移しましょう。

高齢になると部屋を貸してくれなくなるのではと不安なら、その時自分が持っている資産と信用の範囲内で買えばいいのです。

頑なに持ち家、賃貸とこだわるのではなく、時代や自分の生活に合わせて選択しましょう。

幸福とは 自由とは

人生を経済的側面から語るなら、その目的は何ものにも依存せずに自分と家族の生活を守ることのできる経済的独立を達成することにある。

自由とは人生に複数の選択肢を持つことだ。国家であれ会社であれ、経済的に第三者に依存し、そこにしがみつくしか生きる術がないのなら、新たな一歩は永遠に踏み出せないだろう。

経済的独立を達成するため、また自由を手に入れるために、日々の積み重ねを大切に生きていかねば、いつまでたっても人生の苦しさから抜け出すことはできないでしょう。

選択肢や依存先が1つしかない場合、殴る蹴るなどの物理的な暴力であったり、暴言や罵倒によって心を傷つける精神的な暴力であったりと、様々な暴力のリスクにさらされることになります。

選択肢を増やしておけば1つが駄目になっても、他の選択肢をとることができます。

何ものにも依存せずとありますが、全く誰にも依存せずに生きていくなんてことはできないので、依存せずと言うよりは依存先を増やすことによって、選択肢を増やし自由の獲得を目指す。

自由を大切に、そして自分が幸せだと思えるような時間を過ごしていきたいですね。

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