損の9割は回避可能 間違いのない選択をするために覚えておきたい3つの考え方

間違いのない選択をするためには

日常生活において人は大小様々な選択を迫られることがあります。

その結果次第で、しなくていい損をしてしまうことがあります。そんなしなくていい損を回避し、悔いのない選択をするための考え方を「その損の9割は避けられる: “後悔しない選択”ができる行動経済学 (単行本)」では行動経済学の観点から例を挙げながら分かりやすく説明しています。

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無料という言葉には裏がある

「選択する」という行為が心理的にはかなりの負担なのです。最大の不安は、「選ばなかった中にもっといいものがあったのではないか?

そうすると自分が買ったものは値打ちが低いので、それに使ったお金は損だったのではないか?」ということです。

ところが「無料」の場合はこれがないのです!何しろ”無料”なのですから、金銭的に損をするということがありません。

「しょせん、タダなのだから良くても悪くてもまあいいや」ということになります。ところがここに大きな落とし穴が待ちかまえているのです。

無料相談窓口の人がやさしく相談に乗ってくれますがその相談料は、その人のお給料は一体どこから発生するのでしょうか?無料お試しサンプルの費用は一体どこから発生するのでしょうか?

これらはすべて商品やサービスの料金の中に含まれています。

無料だからといって相手の思い通りになってしまうと得をするどころかしなくてもいい損をしてしまう可能性があるのです。

選択をするということはいろいろと考えなくてはいけません。考える事って疲れます。何も考えなくていいってことはすごく楽なんです。だから無料という言葉が魅力的に感じます。

しかし無料という言葉には必ず裏があるということを覚えておきましょう。タダより高いものはないってやつです。

感動ストーリーに惑わされるな

たとえばお父さんが亡くなって、大学に行くのをあきらめていたけど、生命保険に入ってくれていたおかげで勉強を続けることができた。

あるいは、若くして自分がガンになったけど、まわりの温かい励ましで救われた、といったタイプのものです。

こういったテレビCMは確かに感動と共感を呼びます。

でもこれらのCMはいずれも感動ストーリーを紹介しているだけで、なぜその保険が必要なのかという経済合理的な理由や、同じ種類の他社商品と比べてどこが優れているのか?というメッセージは何もありません。

保険のCMを製作するお金は一体どこから発生するのでしょうか?

役者、芸能人、有名人を起用して多くの人の目を引こうとしていますが一体彼ら彼女らをオファーするお金はどこから発生するのでしょうか?

保険会社はボランティアではありません。利益を求め、商品を売ってその儲けで広告を打ってさらなる新規顧客の獲得を目指すのです。そこを勘違いしてはいけません。

そしてそのCM内で保険自体に対する説明がきちんとなされているのでしょうか。

CMを見てなんとなく保険に入った方がいいのかなと思った人は本当に今の自分に必要なものなのか冷静に考えてみてください。

人生の中で家についで2番目に大きな買い物と言われている保険商品は、軽はずみに加入するべきものではありません。

「もったいない」がさらなる損を生み出す

すでに払ってしまっていて、戻ってくる可能性のないお金(=費用)のことを、経済学では「サンクコスト(埋没費用)」といいます。

やっかいなことに、人はサンクコストにとても強いこだわりを持っています。なぜなら、損をしたくないという気持ちが強いからです。

買った本を読んでみるとものすごくつまらなかったり、自分には難しくてまったく意味が分からなかったり、思っていたものと違ったりして、失敗したなぁってことありませんか?

そういう本って最後まで時間をかけて嫌々読んでみたけれど結局つまらなかったりします。

その時間を使って他に面白いことをしたり、また別の本を読んだりすることもできたはずですが、お金を出して買ったんだから元を取ってやろうとして無駄な時間を費やしてしまい、損を回避しようとしてさらなる損にハマってしまうのです。

もう損をしてしまったのなら何時までもズルズルと引きずらないで気持ちを切り替えて損の泥沼から抜け出しましょう。

しなくていい損を回避することができれば、大切な時間やお金を無駄に失わなくて済みます。

お金を増やしていくことも確かに大事ですが、守ること無駄にしないこと損をしないことも大事なことなのでおさえていきたいですね。

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